接客従事者としてふさわしい人になるには、まずは基本をしっかりと身につけ接客の基本を標準装備しましょう。
まず心がけるべきところは、身だしなみと笑顔です。
まず身につけるべき、基本の3本柱は「外見力、察知力、会話力」が必要です。
これらに「ふさわしい人」になることをまずは目指しましょう。
接客従事者としてふさわしい人になろう
接客に従事する人にとって、お客様には快適な環境でお過ごしいただくこと心構えは大切なことです。
お客様の状態は様々であり、すべてのお客様の感情の変化に気づいて、ご満足いただくのは至難の業です。
だからこそ、しっかりと準備をして望むこが大切となってくるのです。
接客において大切なことは
「相手の様子をうかがって、気付いて、それに見合った対応をする」ということです。
そして、その準備とは一人ひとりの心がけひとつです。
クレームの火種となる「イラッ」「モヤッ」を極力排除することを心がけて、お互いが楽しい接客時間となるように基本を身につけましょう。
ホームランを打つことよりも安定的に、「エラーをしない」「ヒットが打てる」ほうが、販売員にとっては大切です。
どんな場面でも安定した接客ができるよう、まず「基本」をしっかりおさえましょう。
笑顔で「大切におもっています」とメッセージを伝えよう
お客様は、来店してからもスタッフのことをよく見ているものと考えましょう。
「真顔」「仏頂面」「目も合わせない」はNGであり、だからこそ接客には笑顔が大切になります。
お客様はスタッフの表情で、「自分が大切にされているかどうか」を無意識に確認しています。
笑顔は言葉にしなくても、
「あなたを大切に想っています」
「歓迎しています」
「ご利用を感謝しています」
というメッセージを伝えることができます。
したがって表情が「真顔」「仏頂面」「目も合わせない」というのは、その逆メッセージを伝えていることとになり、
笑顔でいることで「お客様のことを大切に想っています」
というメッセージを伝えることができます。
そしてもし誰かから、
「表情が冷たい」
「最初は怖い人かと思った」
と言われたことがあるならば、その言葉を真摯に受け止めて表情の改善に取り組んでいきましょう。
接客のコツ 笑顔で「大切に想っています」というメッセージを伝える。
「大切に想っています」というメッセージを全身で伝えましょう。
身だしなみをあなどることなかれ
身だしなみを整えることは、店舗内に出る前や休憩時間にも必ずチェックしましょう。
お客様からの視覚から入る「印象」が、接客の評価に大きく影響するからです。
身だしなみは相手あってのことが前提で、お客さまがあなたを見て清潔だと感じてくれることが一番最初にきます。
不快感を与えないということだけに留まらず、商品やサービスに見合った印象はもちろんのこと、信頼感や親しみやすさなどを感じていただくために日々の業務の中で整えていきましょう。
人間は中身が大切だが、見た目の印象で判断されることが多いのは事実です。
身だしなみのキーワードは清潔感
接客のキャリアに関係なく、自分の努力で磨くことができるのが身だしなみです。
「プロとしてお客様の前に立つ」ことを意識していれば、自分自身が看板であり商品であることを忘れず、売り場では常に誰かにみられていることを意識して「見た目」を整えましょう。
髪型や服装は仕事にふさわしいか?
靴も意外と見られています。
これだけできれば大丈夫!すぐ仕える接客1年生
著者:七条千恵美 出版社:ダイヤモンド社