『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』 【 本の要約 】
見えない力を味方につける成功法則
こんにちは、ひろしです。
本日は、科学者であり霊能力者でもある八木 龍平さん著「成功している人はなぜ神社に行くのか?」の要約をご紹介します。
本書は、神社や神様が好きな人にオススメです。とっても面白い本でした。
例えば、歴史の教科書に載っている織田信長や徳川家康などが起こした出来事も、神社と関わりが大きかったことを知ることができます。また、神社での祈り方や神社式コミュニケーション術についても学べるので、これから神社へ行くときの参考にすることもできます。
私は、月に1度くらいのペースで神社へ立ち寄ります。これからの神社ライフに変化を起こせそうでワクワクしています。
「最近、なんだかうまくいかない…」 「夢に向かいたいけど、自信が持てない」
そんな風に感じているあなたに、ご紹介したいのがこの一冊。
他にも、神社どおしのネットワークのことなども知ることができます。これらの話を面白く読むことができると思うので、ぜひチェックしてみてください。

成功者はなぜ、神社に通うのか?
成功している人は、目に見えない「何か」を大切にしています。 それは迷信ではなく、自分と向き合う“習慣”です。
・謙虚に学び続ける姿勢
・小さなことへの感謝
・心を整える場所としての神社
本書は、そんな成功者たちの行動から 「運を味方につける生き方」を優しく導いてくれます。
また、今回は八木龍平さんの著書 『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』を参考に、
- 神社の仕組み
- 神様の正体
- 科学的・心理学的に見た“祈り”の効果
などを解説しながら、神社を戦略的に活用して成功を引き寄せる方法をご紹介します。
タイトルだけ見ると「神頼み?」と感じるかもしれませんが、実はまったく逆です。 本書は、成功している人ほど“神社”という場をどう活用しているのかを、科学的かつ心理学的な視点で解き明かしてくれる、現代人のための「神社へ足を運ぶ、希望のマニュアル」です。
読み終えたとき、あなたの心にそっと希望が灯るはず。 そして、こう思うでしょう。
私も、あの神社へ行ってみたい!


神社を参拝しなかった天下人はゼロだった?
歴史をひもといていくと、神社に参拝しなかった「天下人」は一人もいないと著者は本書のなかで述べています。
歴代の天下人と神社の関係
- 藤原氏:春日大社を祀る
- 平清盛:厳島神社
- 源頼朝:伊豆山神社・箱根神社
- 豊臣秀吉:日吉大社・築島神社
- 徳川家康:神社を戦略的に活用
近代の成功者も参拝していた
- 佐藤栄作(元首相):伊勢神宮を毎年参拝
- 松下幸之助(パナソニック創業者):社内に神社を設置
- 出光佐三(出光創業者):宗像大社を信仰
どの時代でも“神社を活用した人が成功している”という事実が浮かび上がってきますね。
成功を引き寄せる「神社のシステム」
では、なぜ神社が成功に結びつくのか? それは神社が人間のパフォーマンスを最大限に引き出す仕組みを持っているからです。
理由1. 神社は「愛着」を生む場所である
東京工業大学の研究によると、 神社やお寺がある地域は、住民が地域に愛着を持ちやすいという結果が出ています。他の施設(公園・商業施設など)ではその効果は限定的だとか。
確かに、私も子供のころの遊び場は神社の境内でした。「〇〇ごっこ」や「おしゃべりの場所」として近くの神社で遊んだ記憶が残っています。
理由2. 愛着は「コミットメント(貢献意欲)」を高める
社会心理学では、愛着の先に「コミットメント(貢献意欲)」があるとされています。
- コミットメントが強いと、仕事の生産性が上がる
- 教育現場でも、学力向上に貢献するのは「学校への愛着」だった
このように、愛着 → コミットメント → 成功という流れがあるのです。
理由3. 神社は「愛着」と「コミットメント」を同時に高める装置
神社で祈る行為は、“意思の宣言”です。
たとえば:
- 「家内安全」=家族の安全にコミットする
- 「商売繁盛」=仕事の成功にコミットする
そう、神社は人が心の中の目標を宣言する場所なのです。

神様の正体は「祈りの集合意識」だった
神様とは実在する存在ではなく、人々の祈りの集合体である── これが著者・八木龍平さんの主張です。
集合意識=「神様」
神様とは、
- 多くの人の「願い」
- 宣言された「意思」
- 共有された「想い」
といった意識が集まってできたもの。
企業のブランドや商品名も、同じように多くの人の想いが宿った“シンボル”です。
空気や雰囲気にも現れる「集合意識」
集合意識が良いとどうなるのかは、皆さんご存知の通りです。
- チームの雰囲気が良いと結果も出やすい
- 社内の空気感がモチベーションを左右する
神社も同じで、長年の祈りがその場所の空気感=“神気”を作っているのです。
神様とは、人々の“祈り”が集まったエネルギーの集合体。
あなたの願いや誰かの願いは、 神社という場所で重なりあい支え合っているのです。 だから、あの空間に立つだけで心が落ちついて、希望が持てるのです。
見えない力を味方につけて成功した徳川家康
この“見えない力”を活用して大成功したのが徳川家康です。
徳川家康の「神社戦略」
- 諏訪大社を再建
- 武田家の祈りを取り込み、家臣も受け入れ
- 自身を「東照大権現」として神に祀る
結果、徳川幕府は260年以上続く長期政権となりました。
織田信長は神社を敵に回した
- 延暦寺・日吉大社・諏訪大社を焼き討ち
- その後、3ヶ月以内に本能寺の変で討死
「神気」を敵に回すと、破滅が待っているかもしれません。織田信長は神社を焼き払い、短命で幕を閉じました。 徳川家康は神社を敬い、長く続く繁栄を築きました。この差は何でしょうか? ──それは「目に見えないものを、どう扱うか」です。
理屈を超えて自分を信じる場
夢に向かう道で感じる不安や焦りも、 心のよりどころがあれば、乗り越えられます。 神社とは、“理屈を超えて自分を信じる場”でもあるのです。
成功の鍵は「集合意識」を味方につける
神社とは単なる観光地ではなく、何千年もの“祈りの蓄積”がある場所です。
成功したいなら…
・集合意識がポジティブな神社を選ぶ
・自分の願いと合致した神社を選ぶ
・自分自身の祈りをその神社に重ねていく

祈り方のルール
神社では、いろいろな祈り方のルールが存在するそうです。要約すると、次のようなところがポイントです。
- 鳥居や門の下をくぐるときは、次元をまたいでいるつもりで
- 川や海が境内にある神社は、強力なパワースポット
- 手を洗うと、皮膚の汚れを落とすだけでなく、皮膚の周りのエーテル体を清めることができる
- 合唱すると、右手から出た気が左手に入り、エーテル体で気が循環する
- 玉砂利を歩くと邪気を落としてくれる
他にも祈り方のルールはたくさんあるのですが、”ここにある
”ことを意識して神社に行くと、神様を味方につけやすくなるようです。
ありがたい気持ちや感謝の気持ちを持って神社へ行けば、ご利益を受けることができそうですよ。
まとめ
神社は「見えない力」の充電スポット
- 神社に参拝しなかった天下人はいない
- 神社は「愛着」→「コミットメント」→「成功」の連鎖を生む
- 神様とは祈りの集合体。集合意識を味方につける
神社や神様に向かって「祈る」ことで、心の中が”ふんわり”としてくる気がしませんか?
目の前のことに手一杯になっている人こそ、祈ることで自分らしさを取り戻していくこと。そして、自分らしさを取り戻すことができた人が増えれば、今よりもっといい世の中になっていきます。
夢は、信じたその瞬間から動き出す
あなたにとっての、“神気”が感じられる神社を見つけてください。 そして、あなた自身の「意思の宣言」をそこで祈ってみてください。
その祈りは未来のあなたに、必ずつながります。
成功者は、運がいいのではなく、運を「迎えにいっている」のです。
──たったそれだけで、あなたの未来は動き出します。
さあ、次の休日に。 あなただけの“神社”に、希望と夢を胸に意思を宣言しに行きませんか? そして、ぜひともこの一冊を手に取ってください。

『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』
夢を現実に変えるための、祈りと行動の技術が詰まった一冊でした。
この本から学ぶ行動リスト3
1.祈りは“願う”ではなく、“宣言する” 自分の意志を言葉にし、神社に刻むようなつもりで。
2.外出先・旅行先の神社の歴史や由来を調べ、お参りしブログにアップする。
3.大人になっても、神社に愛着心をもつ
関連書籍
・祈り方が9割