「自分を仕事にする生き方」 はあちゆう 【書評】


 「自分を仕事にする生き方」はかっこいい。

 ブロガーから作家となった著者「はあちゅう」さん。

 どのような過程を経て、自分を仕事にしてきたのだろう。

 自分を仕事にする生き方とは。

 仕事の集め方、作り方をどう集めていくのか。

 自分という武器を活かす方法まで書かれている。

 皆さんも、読み終えると「ワクワク感」がきっと出てくるはず。

1.本のタイトル・出版社・著者

 自分を仕事にする生き方

 幻冬舎

 はちゅう

2.読んで、ためになったこと

 自分を商品とする生き方は、ほぼ趣味が仕事となる。

 日常を楽しくするために、

 まずお金の不安を手放したうえで自分のやりたくない仕事を手放していく。

 手放す基準は5年後に自分にとって大切なことかどうかで判断していく。

 お金の目標で仕事を入れるのではなく、

 自分のやりたいことを基準に仕事の計画を立てることがポイント。

 自分のすべてを有効活用し、楽しく無駄なく生きていくこと。

 感動を受け取るだけでなく、感動を誰かに届ける人になるために

 楽しいことで人生を埋めていく。

 ヒントは好きなことを発信することだった。

3.本書のみどころ

 好きなことを見つける方法として、

 ・嫌いなことをリストアップしながらゆっくり丁寧に探していく。

 ・本当に好きなことは近すぎて気づいていないため、時間を忘れて夢中でしてしまうことを一度考えてみる。

 ・今までお金を使ってきたことから考えてみる。

 仕事にすれば好きなことにかけることが経費となる。

 例えば私の場合、本やセミナーにかけたお金が多い。

 好きなこと=本、学びとなり、書籍代や受講料が経費となっていくように。

 経費がワクワクする生活を運ぶ仕事をしてみたい。

4.共感したところ

 何者でもない人ほど書くことや発信することを味方につければ、新しい仕事のあり方をつくってくれる。

 「自分はなんのために仕事をしているのだろう?」と自問自答した時、

 お金以外に仕事をする理由があれば長く健康的に仕事を楽しめる。

 誰かを幸せにするために、まずは自分の幸せを大事にしていきたい。

 「好き」を発信していると自分が楽しんでいないと楽しさは人には届かない「発信の本質」があるからだ。

5.独自の視点

 この本のここが素晴らしいと思った点について、転用できるものについて新たな視点を提供する。

 自分の意見を仕事にする発想が私の中で新たに加わった。

 意見もお金になる。

 例えば、平日はコンテンツづくりをし土日にコラムを発信する。

 自分というものを人前にさらけ出してみることが何より大切。

 「出来ること×好きなこと」を上手く掛け合わせ、誰かに感謝されるようにまずはなろう。

 そうすれば、それをお金にする手段というものは必ず誰かが準備してくれる。

 自分の「できること×好きなこと」を正しく理解し、発信する力があなたを見つけてくれる。

6.まとめ

 はあちゅうさんが自分の経験から学んだ、趣味を仕事に変える方法や日々を楽しく過ごすコツを紹介している。この本の核心は、自分の好きなことや得意なことをどう仕事に活かすかという点にある。例えば、自分が嫌いなことをリストアップして自己分析を深める方法や、趣味にかけたお金を仕事の経費として捉えることのメリットを解説。

 この本の魅力は、単にビジネススキルを向上させるだけでなく、どうすれば充実した人生を送れるかという哲学が込められている点。はあちゅうさんは読者に対し、自己の価値を理解して有効活用し、仕事を楽しみながら生きる方法を提案。

 また、自分から情報を発信することの重要性にも焦点を当て、インターネットを活用することで新しいチャンスを引き寄せる方法も説明している。

 お金の不安を取り除き、自分のやりたくない仕事を手放すこと。

 そうすれば新しい仕事、やりたい仕事が入ってきて自分が満たされ健康的になれる。

 自分の「好き」を生かした仕事にすることで、人生がより前向きに変わる可能性があると約束するこの本は、多くの人にとって刺激的で有益な一冊となるでしょう。

7.類書

 「好き」と「ネット」を接続すれば、あなたにお金が降ってくる。


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