自分をブランディングするためにブログを書きたいと考えていた。
でも、実際何から書いていけばよいのか模索する日々。
そんな中、アウトプット大全でお馴染みの樺沢紫苑先生が主催する「ウェブ心理塾」で講師として何年か前に登壇した「立花岳志」さん。
迫力あるセミナーで、この方が書いた本を実際に読んでみたいと思った。
ブログを書こう書こうと考えていたが実際今まで書けなかった私に対し、背中を押してくれた一冊です。
1. 本のタイトル・著者・出版社
「好き」と「ネット」を接続するとあなたにお金が降ってくる
プロフェッショナルブロガー 立花岳志
サンマーク出版
2.あらすじ
会社員として働く毎日の中でも独立志向だった著者は、
人生を劇的に変えたいと思い本を読み、昼休みの時間に書評を投稿していた。
ダイエットにも取り組み、ランニングの記録を投稿。
また、好きなアイフォンのアプリレビュー記事を書きブログに投稿していく日々を送る。
ある日、好きなことを書き続けていたら、お金が入ってきた。
日記を書き続けていたら、「日記」と「情報」の違いに気がつく。
会社員をやめ、ブロガーとして独立しセミナー講師や出版にいたるまでの道のりを本書で描いている。
3. みどころ
「自分ブランド」を確立したいが、何から始めるべきかがわからない。
これからブログを書いていきたいが、何を書けばよいかわからない方におすすめな一冊です。
書くことに対してブレーキが掛かっているなら、
具体的な対応策(行動)として
本名、顔出しの必要性は全くない。
「発信」=「全部出し」ではなく、たとえば芸名やペンネームで活動してよい。
初心者が陥りがちな盲点を説明(最初は隠れること)し、徐々にプロフィールを充実させていく。
ブログに慣れてきたら、自分を隠す生き方から「自分を露出させる」という生き方へ。
シフトチェンジを測っていくことが大事だと著者は述べる。
4.感想と共感
母艦としての自分の成長記録としてブログをもつこと。
「好き」と「お金」をつなげるキーワードは、「情報発信」だと著者は述べる。
なぜなら、情報発信は続けることで爆発的な力を起こすから。
例えば、
①自分の強みをつくるコンテンツとして「なりたい自分になるチャレンジ日記」、「成長記録」を書いていく。
②なりたい自分に関する本の感想や、買ってよかったものの紹介記事、まとめ記事を書いていくこと。
「好き」を発信することは、「自分の軸」を作っていくことになる。
私もブログという人生の母艦を持ち、
情報を発信することで、感謝され人とお金が集うシステムを作っていきたい。
5.独自の視点
読まれるブログとは、
これから皆さんの書くブログが、読者の「不」「未」「無」を解決していくブログであること。
読まれるためにはSEOも大事。
そのためにも、正しい記事タイトルの書き方も心がけて発信するべきだ。
6.まとめ
「好き」+「なりたい」が最強の組み合わせ。
なりたい自分になっていく過程を記録に遺すにはブログがおすすめ。
人気ブログの作り方の秘訣は読者への貢献。
・情報記事…多くの人が知りたい情報、不の解決。
・メッセージ記事…多くの人が共感する独自の価値観、価値の提示。
・ログ(日記)…著者の日常の「自己開示」による親近感の提示
が読者には好まれると記す。
7.おすすめ(類書)
■ ブログ×運営×マネタイズ(かんきち 著)
■ 自分を仕事にする生き方(はあちゅう 著)