素直な気持ちで感謝の言葉を伝えれたら、気持ちが良い

日々の中で「成果を出せば信頼される」と一生懸命働いている中で、忘れがちな大切なことがあります。

それは「ありがとう」という感謝の言葉です。

作家であり精神科医でもある樺沢紫苑氏によると、著書・『 感謝脳 』のなかでも、「人は感謝を表現されることで『幸福感』が高まる」そうです。

「ありがとう」とひとこと伝えるだけで、お互いにとって幸せな気持ちが生まれ、人間関係が良好になるのです。

感謝を伝えることは、相手との関係を深め、お互いの絆を強化します。

『感謝脳』 樺沢紫苑 著

　感謝脳を読んでみたい方は、ぜひ！

人を幸せにする「ありがとうございます」

人は誰でも感謝されることに喜びを感じます。そして、適切なタイミングで「ありがとうございます」と伝えると相手に対する印象も良くなります。しかし、感謝すべきときに「すみません」と言うと同じような喜びは得られないのはなぜでしょうか。

「ありがとうございます」という言葉をかけられると、「誰かの役にたっている」という人間の欲求を満たすものです。

だからこそ、日常の中で「ありがとうございます」「感謝しています」「助かります」という言葉を積極的に使いましょう。これらを伝えるだけで、あなたの魅力は格段にアップしていくでしょう。そして、あなた自身も感謝される行動を増やしていけば、自己肯定感も上がり日常が楽しくなっていきます。

まずは謙虚な人をめざす

さらに他人を称えていきましょう。さらに、「感謝の言葉」を加えれば、あなたの評価はさらに向上していくでしょう。

例えば、誰かに褒められたとき「先輩のおかげです。ありがとうございます」と返すことで、「この人は謙虚な人」だなと感じてもらい評価が高まります。職場や日常生活で「感謝の言葉」を積極的に使って周囲を幸せにすると、自分にも返ってくるという「返報性の法則」が働き、快適な職場環境へとなっていくでしょう。

「（他人の）おかげさま」にすると、あなたの評価がさらに高くなります。

ぜひ、取り入れていきたい習慣ですね。

感謝の言葉はすぐ口にしましょう。

すぐ「感謝の言葉を口にする習慣」を身につけましょう。感謝の言葉は、私たち自身をもっと寛大にし、向上心をもひき立ててくれるからです。

誰かが支えてくれたり親切にしてくれたら、その人に感謝の気持ちを素直に伝えましょう。相手だけでなく自分もより良い気分になれます。

ただの一度だけでなく、時間を置いて繰り返し「感謝の気持ち」を伝えることも大切です。何度も感謝を伝えることで、より深い人間関係が築かれていきます。

まとめ

感謝の言葉を伝える「ありがとう」という言葉には、人を幸せにする力があります。常に感謝の気持ちを表現し、相手にその感情を感じてもらうことで、良好な人間関係を築くことができます。