『大好きなことをやって生きよう!』本田健 【書評・要約】


 「大好きなことをやって生きる」というのは多くの人の願いですが、具体的に何をすればいいのか分からないという人も少なくありません。本田健氏の本書では、大好きなことを見つけ、それを生活の中でどう実現していくかについて具体的かつ魅力的に語られています。はたしてあなたは「大好きなことをやって生きている」だろうか?好奇心からくる「ワクワク」を通じ、自分らしい生き方を求めるすべての人にとって、ヒントが詰まっています。

 著者は『ユダヤ人大富豪の教え』の著者でもあるベストセラー作家の本田健さん。

 大好きなことをやっている人たちの生き方、暮らしぶりがはっきりとイメージできるような話の展開となっている。

要約

 本書の中心的なメッセージは「ワクワクすることを指針に生きる」ことです。ワクワクは自分の潜在能力や適性(才能)が反映された状態であり、これに従うことで自然と才能が開花し、幸せな人生を歩むことができます。また、好きなことを仕事にする方法や、仕事と私生活のバランスの取り方も解説されています。

見どころ

  • 好きなことがもたらす5つのメリットと、それを実生活でどう活かすか(P57~)
  • 自分の「大好きなこと」を発見する7つのポイント(P67)

独自の視点

 本書は単に「好きなことをやろう」と言うだけでなく、どうすれば好きなことを見つけ、それを継続していけるかの具体策を示しています。ステップとして、「まずは自分が好きなことをやってはいけないという制限を外すこと」「好きなことにもっと時間を使う」「心が柔らかくなるような生活を送る」といった提案があります。

まとめ

 『大好きなことをやって生きよう!』は、ワクワクを「生活のコンパス」として設定し、それに従って生きることの大切さを教えてくれます。本書を読めば、自分の好きなことを見つけ出し、それを軸に人生を豊かにする方法が明確になるでしょう。どんな選択が最適か迷ったとき、この本が示す指針に従えば、自分自身の可能性を最大限に引き出す一歩を踏み出すことができます。

大好きなことをやる時、そこにはワクワクがあります。

そしてその「ワクワク」を追いかけることが、人生のドラマを生み出します。

最悪の選択は、どちらがいいか判断ができないからという理由で出発を諦めること。

コンフォートゾーン(成長痛)を抜け、今すぐ走り続けよう。



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