『手帳で夢を叶える全技術』 【 本の要約 】

こんにちは、ひろしです。
あなたは手帳を、どう使っていますか?
「毎年買うけど、続かない」 「何を書けばいいかわからない」 「予定だけ書くけど、効率よく使いこなせない」
一冊の本に出会って、手帳の見方、使い方が「ガラリ」と変わりました。
それが、日本手帳マネジメント協会代表理事・高田光さんの著書 『手帳で夢を叶える全技術』です。
この本を読むと、「手帳=予定管理」という固定観念が吹き飛びます。
手帳は、人生を豊かにする“設計図”になる。
この記事では、著書の内容をわかりやすく要約しながら、 「手帳をどう使えば人生が動き出すのか?」をお伝えしていきます。

結論:手帳は、夢を叶えるための“最強ツール”
著者である、高田さんが手帳を本格的に使い始めたのは20歳のとき。
以降、彼の人生は大きく変わっていきました。
- やりたいことが明確になり
- 行動に一貫性が生まれ
- 人生の”手ごたえ”を得られるようになった
そして、こう語ります。
「手帳は、正しく使えば夢を現実に変える力を持っている」
本書では、手帳の「正しい使い方」を、実践的に教えてくれます。
なぜ、手帳で人生が変わるのか?
● 手帳に書くことで、夢が“動き出す”
「こうなりたい」「こんな暮らしがしたい」 そう思っても、頭の中だけでは現実は変わりません。
手帳に書き出すことで、思いが言語化され、 そして行動に変わっていくのです。
● デジタル全盛の今だからこそ、“アナログ手帳”が効く
手で書くからこそ──
- 思考が深まる
- 感情が残る
- 書いた言葉が心に響く
スマホでは得られない「思考の余白」が、アナログ手帳にはあります。
● 人生の構造を“見える化”する
高田さんは、手帳をこう組み立てています。
「人生理念 → 中長期計画 → 短期計画 → 日々の行動」
この“逆ピラミッド構造”こそが、行き当たりばったりの人生から脱却する鍵。

“マイ手帳”をつくるということ
● 手帳は「買うもの」ではなく「つくるもの」
最近では、セミオーダーやテンプレートも増えていますが、 最終的に大事なのは、「自分仕様」にすることです。
著者が推奨するのは、自由度の高い「システム手帳」。
- ページ差し替えができる
- 必要な資料やメモを一括管理できる
- 長く使える
ただし、ノート型も軽さや機動性では優れています。ご自身にとって、 “使い続けられるもの”を選ぶことが第一です。
手帳で夢を現実に変える「5つのステップ」
STEP1|人生理念を定める
あなたの価値観、人生で大切にしたいことは何ですか?
会社の経営理念のように、まず「人生の軸」を言語化します。
STEP2|未来のビジョンを描く
- 「10年後、自然に囲まれた家で家族と過ごしている」
- 「5年後、好きなことで独立している」
このように、完了形で未来を書くのがポイント。
STEP3|中長期計画を立てる
ビジョンを分解して、「3年後・1年後」の行動目標へ落とし込みます。 必ず数値や期限を入れて、目標を明確化しましょう。
STEP4|短期計画に変換する
月・週単位で”ToDo”を設定。
- 「月間リフィル」でテーマを明確に
- 「週間リフィル」で具体的な行動へ
「やるべきこと」が視覚化されると、迷いませんね。
STEP5|日々、実行する
どんな計画も、“今日”行動しなければ意味がない。
一日のなかで手帳タイムをつくり、予定を整理しながら成果を確認する。
これが習慣になれば、夢は少しずつ、そして確実に近づいてきます。
1日5分でも「手帳時間」をつくろう
「書く」だけで変わるの?──そう思うかもしれません。
でも実際、毎日5分だけでも書く習慣をつけてみると…
- 頭が整理される
- 感情に気づける
- 優先順位が明確になる
何より、「自分を大切にしている感覚」が生まれるのです。
まとめ|手帳は、人生を動かす“自己対話の場”である
本書を読んで、私が一番心に残ったのはこの言葉でした。
「どんなに素晴らしい夢も、“今日の1ページ”から始まる」
手帳は単なる紙ではありません。 あなたと“未来の自分”をつなぐ対話の場なのです。

こんな人におすすめです
- 手帳が続かない人
- 夢を叶えたいけれど、どこから始めればいいかわからない人
- 毎日を大切に生き、自分と向き合いたい人
今日から始める、“未来を描く習慣”
手帳を開いて、こう書いてみてください。
「私が本当に叶えたいことは──」
たった1行から、あなたの未来は変わり始めます。
『手帳で夢を叶える全技術』は、 ただの手帳術の本ではありません。
「人生を本気で変えたい人」の背中を押してくれる一冊です。
▶ あなたの手帳に、“新しい1ページ”を
