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地平線を追いかけて満員電車を降りてみた 【 要約 】

ひろし

自分自身と向き合うことの大切さを教えてくれ、この本で書かれている内容は著者が経験してきた思考の過程だと思います。

悩みを抱えた人々がある劇場の支配人と会話をすることで、人々が自分自身にとことん向き合うストーリーとなっています。読んでいて、私はこんなに自分自身と向き合ったことは無いなと考えてしまうほど深く掘り下げられています。

この本の内容は会話形式となっています。印象に残った言葉を紹介しながら説明していきます。

著者:紀里谷和明

紀里谷和明氏といえば、映画監督で宇多田ヒカルの元夫ということで有名な方です。

自分を好きになれないあなたへ(第2話)

有名になりたい女優の話です。

でも、売れておらず、いまだオーディションにも受かっていません。33回オーディションに出て、全て落ちています。

①何のためにやっているのか。

これが一番大切なことです。

女優になりたい、芝居が好きならば、見栄えはそんなに悩まなくていいと支配人は語ります。

「お芝居が好きならば、なぜ悩む必要があるんですか?どんな女優になりたいんですか?」

有名になりたい女優はこう語ります。

「渋谷の大きな看板に自分の顔が貼り出されて、ドラマや映画に引っ張りだこのような女優になりたい」と。

それは肩書そのものが欲しいのであって、本来肩書というのは目指すものではありません。

何かをした行為の結果で、肩書というものが手に入ります。

例えば医師という肩書を持つためには、もちろん医師免許が必要です。

でも、よく考えてみると本当に大切なのは、何のために医者になりたいのか。この目的が大事だということです。

あなたは、もしかしたら目的を失っているかもしれません。

一番大切な目的とは何ですか?

何のために本を読んだり、TVを観たり、何のために仕事をしているのか。

本当の目的というのをしっかりと見定めることです。

②答えはない。

自分と向き合うことの話をしたいと思います。

有名になりたい、女優になりたいと思うならば、「なぜ有名になりたいのか、なぜ女優になりたいのか」という、その理由はあなたにしかわからないです。

支配人が伝えたいことは、「自分でしか答えは見つからない」ということです。

自分で自分の悩みと向き合って、自分の中から自分の答えだったり、自分の目標や目的というのは見つけるしかないです。人に決めてもらってはいけません。

たくさんの人から好かれたり、愛されたければそれが目的かもしれません。

でももっと深掘りすることで、「なぜ人からそんなに好かれたいのか、全員に好かれる必要があるのか」としっかりと考えることです。

③2つの心を大切にしてほしい。

人の心というのは、大人の心と子供の心2つに分かれています。

大人の心というのは合理的な判断を下します。子供の心というのは感情的な部分です。

この子供の心を忘れると、どれだけお金を稼いでも、どれだけ有名になっても、幸せになることはできません。

例えば、あなたが結婚相談所に登録したとしましょう。優しい人、面白い人、顔立ちが整った人、背が高い人、服のセンスが良いとか、年収1,000万円以上ある人というような条件を伝えたとして、仮に条件に合う人に実際に会ったとしましょう。あなたは絶対に好きになれますか?会ってみて、フィーリングが合わないと思っても好きになれますか?多分好きにならないはずです。

これは、あなたの「子供の心の部分が違うよ」と言っているということです。この声を無視して大人の心を優先したとしても、何かが違うとどこかで思うはずです。

損得感情で付き合うことになってしまい、いずれ嫌な感情を抱くと思います。

子供の心というのを忘れないように、好きか嫌いか、やりたいかやりたくないか。

この心というのを大切にしてほしいと思います。

やりたいことがみつからないあなたへ(第3話)

①思い込みを捨てること。

「よく夢を持たなければいけない、目標を持たなければいけない」と言われることがあると思います。

これは思い込みによるものであり、別に持つ必要はない。このままではいけないとか、今の自分ではない、何かにならなければというのはただの幻です。

夢を持たなければならない、じゃあ、なぜそう思ってしまうのか。

それは僕たちが子供の頃に何度も聞かれた、「大人になったら何になりたい」というこの質問です。その回答は、どうしても固有名詞になりがちです。服屋さん、サッカー選手、パイロット、ウルトラマン、これはすべて固有名詞です。

子供の頃に何になりたいという質問に答えなければならない、このような考えが知らず知らずのうちに大人になっても、僕たちはその考え方を持っているということです。

②何になりたいよりもどうありたいか。

もしあなたが大人になったら何になりたいではなく、大人になったらどうありたいか?

どうなりたいんじゃなくて、どうありたいかです。

優しい人でありたいとか、落ち着いた人でありたいとか、毎日勉強していたいとか。

もしそれを夢と呼ぶならば、職業は関係ないことになります。本当にやりたいことを見つけたいと思うならば、「自分がどういう人でありたいか」を考えてください。

③雑音というのは、聞いてはいけない言葉だと考えることです。あなたが大事にするのは、思ってしまったことやることです。

ついついやってしまうことは何なのか、これがあなたをやりたいことだと。

何が大事でどうなりたいのかを突き詰めた結果、感動することが男性の人生にとって大事な大事なことであると男性は気づきました。感動といっても、泣くことだけではなく、人を好きになるような心が動くこと全般を指しています。感動できることが自分の幸せであると答えを出した男性は感動と言う軸を持って仕事を探します

3.仕事がうまくいっていないあなたへ(4話)

①才能はもともと存在しない。現在、天才と言われている人は圧倒的な努力をし、そう言われているだけです。

②本気だったら人の目を気にする必要なんかないです。本気であれば、あなたが何かやりたいことがあるんであれば、他人の目は気にしなくていいです。

④あなたは感じるのは何なのか

一人一人が美しいと感じるものがあります。

心が震えてしまうもの、感じるものを大切にしてほしいと思います。

ベスト名言

自由というのは「自分が自分に正直でいられる状態」

大切なことは、自分の思ったことに素直になることだと思います。大人になると何かを思っても普通は世間の目といったもので押さえ込んでしまうことがありますが、思ったことは素直にやってみることが大切だということです。

まとめ

人生は遊園地みたいなもの

最後の章(第5話)で、人生とは「遊園地に入ってから出るまでの時間でしかない」という例えをしています。

結果がどう出るかわからないが、実際にやってみて、人生を楽しい時間にすることを、あなたならできるということだと。

閉塞感や心のモヤモヤというものは、何か自分を変えなくてはいけないというふうに思い込まされているかもしれません。

人からもらえる答えというのは存在しないです。

すべては一人ひとりが自分に問いかけて答えを導き出すことがすごく大事です。

この本を読み、以前やりたいように生きる私の先輩がこのようなことを話されていたことを思い出します。

「人生は一度きり。楽しんだもの勝ち」

まさしく、著者が書いた

「人生は遊園地に入ってから、出るまでの時間でしかないもの」という言葉を連想させてくれました。

待ってでも、乗りたい乗り物に乗りたい人

いろんな乗り物に乗る人

じっくり一つの乗り物を楽しみたい人

好きな人と観覧車に乗る時間を楽しんでも良いし、ジェットコースターに乗ってスリルを味わっても良い。

遊園地(人生)のなかの、時間の使い方は、人それぞれです。

制限時間中は楽しみましょう。

ぜひ、「地平線を追いかけて満員電車降りてみた」を読んで、自分との向き合い方を考えてみてください。

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