更新情報

『君の人生に作戦名を』【要約 / 書評 】

ひろし

あなたの人生に名前はありますか?

おそらく多くの方が、考えたことないと言うでしょう。私もありませんでした。書店に行き、何気にふと目に止まったタイトルの本を立ち読みしていると、著書の中で「あなたの人生をデザインする新たな方法として、人生に自分だけの『作戦名』を見つけることが大切です」と述べてありました。

現代社会は変化が激しく、将来に対する不安を感じている人も多いです。コピーライターである梅田悟司さんが書かれた『君の人生に作戦名を』は、このような時代の流れの中で自分の軸を見つけ、人生を主体的に生きるためのヒントが詰まっています。自分だけの「作戦名」を見つけ、はっきりとした人生の目標を設定し意義のある毎日を送るための具体的な方法を紹介しています。

このような方におすすめです。

・自分の強みや自分軸を探しているかた

・やりたいことがわからない全てのかた

・一貫性がないと感じる人

私もよく悩みます。そんな人もこの本を通して自分の人生を振り返ることで、軸が見つかる可能性がぐっと高まります。

本書で書かれていること

未来設計のビジョンづくりとして作戦名をつける

著者は過去の反省だけでなく、作戦名をつけることで未来への明確なビジョンを持つことの重要性を説いています。自分の夢や希望を具体的に描くことで、目指すべき方向が明確になり、モチベーションの維持にもつながります。

「作戦名をつける」という人生の作戦を学ぶことで、自分の人生をクリアにしていきましょう。

見えない一貫性を見つける「9マス思考法」

私がそうですが、これまでいろいろなことに挑戦しては諦めてきた人間にとしては、「自分はフラフラした人間だ」と思ってしまいがちです。そして自信がなくなる方も多いと思います。この本はそうした方が自分の人生における「一貫性(自分軸)」を見つけるにも役に立ちます。一貫性が見つかれば、これまでの人生がポジティブになりますし、今後の生き方も変わってきますね。

「9マス思考法」を用いることで、自分の過去の行動や経験を振り返り、それらから学んだことを未来の行動計画に活かす手法が紹介されています。この過程を通じて、自己の行動に一貫性を持たせ、より確固たる自己を築くことができます。

9マス思考法の概要と実践ガイド

9マス思考法は、個人の過去、現在、未来を通じて自己の行動と経験を体系的に分析し、成長を促進するためのフレームワークです。この方法では、自己反省と意識的な学習を促し、より良い将来設計のための洞察を得ることを目的としています。

基本構造

この思考法は、時間軸と経験軸の二つの軸で構成されます。

  1. 時間軸(横軸): これは過去、現在、未来の3区分に分かれ、個人の行動や出来事を時間的な流れに沿って配置します。
  2. 経験軸(縦軸): きっかけ、行動、学びの3段階に分けて、それぞれの段階での具体的な体験や行動を振り返ります。
実践方法
  • 準備: 実践を始めるには、A4用紙と付箋を用意し、用紙を3つ折りにして各区分を明確にします。
  • 記入: 用紙の下段から始めて、特定の経験について、そのきっかけ、行動、そして学びを付箋に記録します。行動の内容、心境、その結果も詳細に記述します。
  • 反復: 各経験に対してこのプロセスを繰り返し行い、付箋を貼り替えながら自己の行動とその背景を詳細に分析します。
効果と目的
  • 自己反省: 個々の行動がどのようなきっかけから始まり、どのような結果や学びにつながったのかを明確にし、自己の行動パターンを理解します。
  • 意識的な学習: 過去の経験から学んだ教訓を現在の行動のきっかけとして意識し、未来の行動にも影響を与えるよう取り組みます。
  • 将来設計: 自分にとって重要な行動を識別し、その行動からどのような教訓を得たかを考察し、未来の方向性を模索します。

9マス思考法は、自己成長を図りたい人や、自分の行動パターンを理解し改善したい人に特に有効なツールです。このシンプルな方法で、自分の心の内側の流れを把握することができるのが9マス思考法の魅力です。

行動だけを振り返ると一貫性が見つかりにくいですが、その行動を起こしたきっかけや、その行動から学んだこと、感想などをまとめることで共通点が見えてくるっからです。

自分の人生を振り返り、その中にある共通点(本書では『見えない一貫性』と呼ばれています)を見つけるのは楽しい作業です。そして、そうした一貫性から今後自分の人生をどうしていきたいかを考えるのはワクワクしますね

価値観の整理と確立

自分の経験を「価値の3階層」というフレームワークを用いて再整理し、自己の核となる価値観を明確化します。これにより、自分の社会的役割や個人としての使命を見出し、人生の作戦名を定める際の指針となります。

価値の3階層

「価値の3階層」は、個人や製品が生み出す影響を物理的、情緒的、社会的の3つのレベルで分類し、各レベルの価値を明確にするフレームワークです。

  1. 物理的価値(自分はなにができるか): 個人のスキルや製品の具体的な機能を指します。
  2. 情緒的価値(人がどう感じるのか): 製品やサービスが受け手の感情に与える影響、例えば満足感や安心感です。
  3. 社会的価値(社会はどう変わるのか): 行動や製品が社会全体に与える影響、例えば環境保護や経済発展などです。

この3つの階層を理解することで、個人や組織は自らの行動がどのように価値を創造しているかを把握し、その効果を最大化できます。

こうした整理をすることで、自分の行動は誰に届き、その結果、どう社会は変わっていくのかをイメージすることができます。「価値の3階層」を通じ、中長期的な自分の価値を見つけていきましょう。

これが整理できれば、自分はこうした価値を発揮して毎日の生き方を少しづづ変えていくのだとモチベーションも湧いてきます。

この2つのステップを経て、作戦名をつけるという大きな流れになります。

今回の記事では細かい手順は割愛しています。気になった方は、ぜひ手にとって読んでみてください。

きみの人生に作戦名を。 [ 梅田悟司 ]

【まとめ】

『君の人生に作戦名を』は、自分自身の人生をデザインするための実践的なガイドブックです。ワークも取り組みやすいです。不確実な時代を自信を持って生きていくために、この本が提供する具体的なステップを実行してみてはいかがでしょうか。

自分だけの人生の作戦名を見つけることで、あなたの人生はより明確で充実したものになるはずです。自分自身の可能性を信じて、新たな一歩を踏み出しましょう。

今回は、自分の人生に作戦名をつけるという試みを紹介してくれる一冊を紹介しました。大事なのは、自分の人生をより良くして、その結果、社会が良い方向にむかうことです。一人でも多くが作戦名を持って自分の活動を通して、小さな革命を起こしていくことが大事なのです。

「あなたの人生に名前をつける」と人生のオーナーシップをとることができますよ!

興味を持たれた方は、ぜひ本書を手にとって読んでいただきたいです。


PAGE TOP
記事URLをコピーしました